早稲田大学交響楽団-110周年記念 大阪特別公演 鑑賞ツアー

 令和5年3月11日(土)、大阪ザ・シンフォニーホールにて14時00分に開演の早稲田大学交響楽団(通称:ワセオケ)による標記コンサートを、京都校友会のメンバー7名と、ご祖父様とお父様が稲門でご自身も大の早稲田ファンである先斗町の舞妓さん・市優里さんで鑑賞してまいりました。

 コンサート・プログラムによりますと、今回は、当楽団創立110年目にして約100年ぶりの大阪公演であり、2019年まで大阪交響楽団の正指揮者を務められ、大阪に縁のある、ワセオケOBでミュージック・アドバイザーの寺岡清高氏のアレンジで、

1 マーラー 連作歌曲集「さすらう若人の歌」
2 スメタナ 連作交響詩「我が祖国」より「モルダウ」「シャールカ」
3 サン・サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」

の3曲と、公演日が東日本大震災の追悼記念日であったことから、

4 J・S・バッハ 「G線上のアリア」

そして、最後は、待望の

5 東儀鉄笛 「早稲田大学校歌」

の5曲の演奏を堪能しました。

 コンサートミストレスの楽団員代表の高橋さんによれば、新型コロナ禍以降のコンサートで、この日が最も鑑賞者が多かったとのこと、コロナ禍の中で練習や公演などの活動制限への対応は大変であったと思いますが、卒業を前にした最後に多くの聴衆の前での公演が実現し、それにお力添えをできたことはとてもうれしく思います。ワセオケを卒業されても、音楽を極める方、音楽の第一線から退く方など進路はいろいろだと思いますが、社会の中でたくましく過ごしていただきたいと思います。

 コンサートの終了後は、地上200mからの景色が格別のコンラッド大阪にて、稲田先輩と松長女将の長谷川さんと合流し、アフタヌーンティーお食事会、きれいな夜景と凝ったスイーツをおいしくいただきました。